Achievement
Journal paper (peer-reviewed)
Kai Amino* and Takashi Matsuo (2023) Effects of a past contest outcome on the future winning probability in a hyper-aggressive fruit fly. Ethology. テナガショウジョウバエにおいて過去の闘争経験が次の闘争の勝敗に与える影響を明らかにしました. 詳しい解説は こちらから.
Kai Amino* and Takashi Matsuo (2023) Reproductive advantage of the winners of male-male competition in Drosophila prolongata. Behavioural Processes, 206, 104831. テナガショウジョウバエの縄張り行動をAIによって定量化し, その繁殖上の意義を示しました. 詳しい解説は こちらから.
Kazuyoshi Minekawa, Kai Amino and Takashi Matsuo* (2020) A courtship behavior that makes monandrous females polyandrous. Evolution, 74, 2483–2493. テナガショウジョウバエにおいて本来は長いはずのメスの再交尾抑制期間を, 特異な求愛行動Leg Vibrationが劇的に短くしていたことを明らかにした論文です. 近縁種の再交尾率を計測しました.
Kai Amino and Takashi Matsuo* (2020) Intra- versus inter-sexual selection on sexually dimorphic traits in Drosophila prolongata. Zoological Science, 37, 210-216. テナガショウジョウバエの性的二型形質(体サイズ, 前脚)に対して, 異性からの選り好みよりもオス間闘争による同性内淘汰がより強くはたらくことを示しました. 研究室のHPにて詳しく解説されています.
Other publication (not peer-reviewed)
Kai Amino & Takashi Matsuo (2022) Automated Behavior Analysis Using a YOLO-Based Object Detection System. In: Yamamoto D (ed) Behavioral Neurogenetics. Springer, New York, pp 257–275. 深層学習による物体検出を利用して, 個体のトラッキングだけでなく行動のアノテーションを自動的に行うシステムを開発しました. 研究室のHPにて詳しく解説されています.
Presentation (peer-reviewed)
Kai Amino, Tsubasa Hirakawa, Masaya Yago & Takashi Matsuo. Quantification of mimicry resemblance in butterflies using feature extractor of deep neural network. Congresses of the European Society for Evolutionary Biology (ESEB), Czech Republic, August, 2022, Outstanding Student Poster. ポスター公開中.
Presentations (not peer-reviewed)
網野 海・平川 翼・矢後 勝也・松尾 隆嗣. 捕食者の色覚を模倣したCNNによるチョウ類擬態形質の定量化. 第71回日本生態学会大会, 横浜(ハイブリッド開催), 2024年3月, 口頭.
網野 海・平川 翼・矢後 勝也・松尾 隆嗣. 深層学習を利用したチョウ類擬態形質の定量化 – 捕食者の反応 を模倣する試みについて-. 日本蝶類学会2023年度大会, 東京, 2023年12月, 口頭.
網野 海・平川 翼・矢後 勝也・松尾 隆嗣. 捕食者の反応を考慮したCNNによるベイツ型・ミュラー型擬態の定量化. 第25回日本進化学会年大会, 沖縄, 2023年9月, ポスター.
網野 海・平川 翼・矢後 勝也・松尾 隆嗣. 深層ニューラルネットワークによる特徴抽出を利用したチョウ翅模様の類似度定量化. 第24回日本進化学会年大会, 沼津, 2022年8月, 学生部門最優秀口頭発表賞.
網野 海・平川 翼・矢後 勝也・松尾 隆嗣. 深層学習の特徴抽出過程を利用したチョウ翅模様の形質間距離の解析. 第69回日本生態学会大会, オンライン, 2022年3月, 進化・数理部門ポスター優秀賞. ポスター公開中.
網野 海・松尾 隆嗣. 闘ったら最後、勝者でも弱くなる？ 〜テナガショウジョウバエの特殊な事情〜. 第40回日本動物行動学会, オンライン, 2021年9月, ポスター.
網野 海・松尾 隆嗣. テナガショウジョウバエにおいて闘争経験が次の 闘争にもたらす効果の検証. 第65回日本応用動物昆虫学会, オンライン, 2021年3月, 口頭.
網野 海・松尾 隆嗣. ボクシングはどう始まりどう終わる？ーテナガショウジョウバエの評価戦略ー. 第39回日本動物行動学会, オンライン, 2020年11月, ポスター.
網野 海・松尾 隆嗣. 評価戦略は個性か？ 〜テナガショウジョウバエにおける種内多様性の解明に向けて〜. 第22回日本進化学会, オンライン, 2020年9月, ポスター.
網野 海・松尾 隆嗣. 深層学習を用いたテナガショウジョウバエにおける縄張り行動の解析. 第64回日本応用動物昆虫学会, 名城大学(見なし開催), 2020年3月, 口頭.
網野 海・松尾 隆嗣・石川 幸男. テナガショウジョウバエにおけるオスの体サイズと求愛・闘争行動の関係, 第63回日本応用動物昆虫学会, 筑波大学, 2019年3月, ポスター賞. ポスターは こちらから.